枚方市長選挙公開質問状 設問⑤「公立保育所給食の幼児の主食持参について」への回答
設問⑤
現在、枚方市内の公立保育所の給食は、幼児(3歳以上)の主食を自宅から持参しています。夏場は衛生上の問題、冬場は冷たいご飯での食事が強いられるなど、「食育」推進の流れにも逆行しています。有償でもいいので温かくて衛生的な主食の提供を求める声が保護者の間で高まっていますが、どのようにお考えですか?(複数回答可)
(※大阪府下で主食持参を課している自治体は枚方、交野、東大阪、能勢の4自治体のみ)
A) 課題を整理し、早急に主食提供を行いたい
B) 課題を整理し、任期中を目処に主食提供を行いたい
C) 課題を整理し、実施に向けた努力は進めるが時期の約束はできない。
D) 新たな費用負担を行える環境にはないので、引き続き主食持参をお願いする。
E) そもそも法的根拠がなく、他の自治体の措置は参考にならない。
F) その他
難波氏:A
基本的に白家調理のため、調理師や栄養士がいるため、各園でご飯を炊くことは不可能ではないと考えます。そもそも学校給食は制度の整備とともに「冷たくてまずい」という評価が定着しています。枚方市では「料理の鉄人」に出演した料理人にレシピを提供して貰い、おいしくて、しかも体に良い給食を作り子供たちの体作りを行います。また、食材は地産地消を優先します。
竹内氏:F
現在、公立保育所の給食につきましては、給食費に対する国が給付する範囲として、3歳未満の児童については主食及び副食費、3歳以上の児童については副食費のみと定められていることや、保護者に日々の子どもの喫食、健康状況などを把握してもらえることから、3歳以上の児童には主食を持参していただいております。完全給食実施の要望に対しましては、引き続き、完全給食実施に係る設備や職員体制の整備、また、保護者負担などの課題整理に努めてまいります。
福川氏:
申し訳ありません、私は4人の子どもを育てましたが、仕事をしていないと子どもを預けられなかったので、保育所とは縁がなく、主食持参は初めて知りました。有償とはいえ、市の負担もあると思いますので、早急に行えるかわかりませんが、前向きに検討したいと思います。
伏見氏は公開質問状への回答を見合わせられました。16日に事務所に電話で確認し、他の候補者の回答の公開について了承を得ています。