枚方市立阪保育所・桜丘北保育所の民営化〜今までの民営化との相違点①
今回の阪保育所・桜丘北保育所の民営化ですが、協議会の案件文書や質疑によると、これまで行われていた民営化と異なる方針が示されています。
①「提案型」の選定評価
過去の民営化の運営法人の選定では、選定審査会が定めた募集要項と選定基準に基づき法人を選定していました。
①「提案型」の選定評価
過去の民営化の運営法人の選定では、選定審査会が定めた募集要項と選定基準に基づき法人を選定していました。
ところが、今回の民営化では「民間活力の活用の観点を踏まえた新たな手法」として、「効率的・効果的な施設の改善や保育の充実につながる取り組み」などを「応募法人から様々な提案」を求め、その内容についても評価対象とする「提案型」の法人選定を示唆しています。
これまでの民営化では、新たな法人に対して「枚方の公立の保育」内容と水準を継承させるために、応募条件に「移管前の保育内容を引き継ぐ」ことを明記していました。この「保育内容」とは、日常の保育のみだけではなく、季節の行事(お泊まり保育やプール保育など)も含まれます。
これまでの民営化では、新たな法人に対して「枚方の公立の保育」内容と水準を継承させるために、応募条件に「移管前の保育内容を引き継ぐ」ことを明記していました。この「保育内容」とは、日常の保育のみだけではなく、季節の行事(お泊まり保育やプール保育など)も含まれます。
今回の選定審議から「提案型」を評価対象に加えることによって、公立の継承よりも「効率的・効果的」な施設改善提案や民間特有の保育に対する評価が優先されないか疑問です。
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